namapi's diary

生活保護受給者の赤裸々告白

子供ベーシックインカムの提案

以前からずっとベーシックインカムの導入を望んできた私ですが、

そうは言ってもなかなか簡単にはできない事も承知してます。

 

先日小泉進次郎さんが子供保険なるものを提案されました。

また、高等教育無償化や児童扶養手当の支給時期見直し等、

子育て支援の議論も色々されているようです。

ですが、あれこれ個別に対応するよりも、いっその事、

19歳未満の子供に対して、一律8万円の給付をしたらどかと思うのです。

つまり子供ベーシックインカムです。

 

8万円というのは、私自身の生活保護受給額と同等の金額を設定しました。

18歳未満ではなく19歳未満にしたのは、

高校卒業後進学するにしても就職するにしてもある程度準備金に、

余裕があった方がいいと思ったからです。

 

子育てにはお金も手間もかかります。

でも私はできることなら、子育ては経験した方がいいと思います。

私自身が二人の子供を育てた事で学べたことがたくさんありましたから。

 

金銭的、時間的な理由で結婚や出産を諦めている人、

或いは、仕事に追われて子育てに時間をかけられない人、

更には、一人で子育てに奮闘しているシングルマザー等々、

子供ベーシックインカムによって救われる人は大勢いると思います。

今日本で最大の問題、少子化も解消されるでしょう。

また、子育て世代の毎月の収入が増える事で消費も増えると思います。

子育て世代向けの新たな産業も生まれるかもしれません。

子供の数だけ毎月の収入が増えれば、無理して仕事をする必要が無くなり、

ブラック企業問題も解消するのではないでしょうか。

きっと待機児童も減るでしょう。

子育て世代の働き方も変わってくると思います。

 

ベーシックインカムについては様々な反対意見もあるようですが、

先ずは子供ベーシックインカムから導入してみたらいいと思います。

ゆくゆくは年金や生活扶助等の社会保障ベーシックインカムに一本化すれば、

手続きも簡素化され、公平性も担保され、個人の生き方の選択肢も増えます。

 

そして、やはり最終的には財源は何処から?という事になりますが、

昨今の政府のお金の使い方を見ると、随分無駄遣いをしているように思います。

ですが、その辺を弄ろうと思ったら相当反発が有りそうなので、

取り敢えず、国債で賄えばいいと思います。

年間17億円ぐらいでしょうか。

因みに、オリパラの国負担額は1500億円ほどらしいですね。

 

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝

 

 

 

 

 

もしもっと気軽に生活保護を受けられるようになったら

長年生活保護のお世話になってる私が言うのも変ですが、

生活保護って結構抵抗あります。

何となく後ろめたさを感じます。

初めて申請をした時には、随分屈辱的な事を言われました。

不正受給防止の水際作戦だったとは思いますが、傷つきました。

様々な手続きも結構面倒です。

収入の有る人は毎月申告をしなければなりません。

病院にかかる時も一々役所に行き医療券を受け取らなくてはなりません。

担当者によってはとても失礼な対応をされる事も有りました。

勿論、色々と親身になって相談に乗ってくれる担当者もいます。

 

そんなこんなの生活保護ですが、やはり一番抵抗を感じるのは、

世間体が悪いということでしょうか。

地域によって様々な違いは有るでしょうが、

それでも、昔に比べたら随分と改善され、配慮されていると思います。

なので、世間体を気にして貧困に喘ぎながら必死に暮らしてる人は、

もっと気軽に生活保護に頼ってもいいと思うのです。

 

生活保護基準以下の収入でありながら我慢している人が全員受給し、

受給者が増えたら、政府はもっと真剣に社会保障について考えると思うんです。

 

その為にも、岩盤に穴を開けなければならないのは、

獣医学部ではなく生活保護基準だと思うんです。

もっと偏見を無くし、生活保護を受けやすくし、

憲法で保証された当然の権利として認知されればいいと思うんです。

 

それがやがてベーシックインカムに繋がればいいなぁと思っています。

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝

エアコンのお話し

今では生活必需品として生活保護者にも所持を認められるようになったエアコン。

我が家にも2台のエアコンが有ります。

1台は父が亡くなった時に母から貰いました。

もう1台はその母が亡くなった時に遺品整理で貰いました。

取り付けも弟がやってくれたので費用はかかりませんでした。

電気料金の増大はちょっと困りモノでしたが、熱中症で命を落とすよりはマシ。

何とか遣り繰りして快適な夏を過ごしていましたが、

つい先日、とうとう最初の1台目が壊れてしまいました。

どうやら、ガスが漏れてしまっているようです。

考えてみれば、もう20年以上使い続けているシロモノです。

仕方ありません。

 

ここ4~5年の間に、ガスコンロ、掃除機、電子レンジ、洗濯機、扇風機と、

立て続けに壊れています。

毎月数千円づつ貯金をしていますが、漸く2~3万貯まった処で何かが壊れます。

次はそろそろ冷蔵庫かなぁと思っていましたが、エアコンでした。

色々ググってみましたが、流石にエアコンは高すぎて買い換えられそうにありません。

 

ココ数日、台風の影響なのか、涼しい日が続きました。

このまま、秋に突入してくれればエアコンの買い替えは来年に回せるけれど、

きっとそうは問屋が卸さないだろうなぁ・・・

 

生活保護受給者にとって、家電の故障は本当に困ります。

是非、日本の家電メーカーには、必要最低限の機能で操作が簡単で値段の安いモノを、

作って頂きたいと切に願います。

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝

 

 

8月6日に思う事

今日は広島に原爆が落とされた日。

Twitterを開くと一斉に原爆関連のニュースが上がってくる。

それを見て漸く私は今日が何の日だったか思い出す。

 

私が子供の頃、学校の社会科で習った第二次世界大戦の話は、

ずっと遠い過去の事だと思っていた。

先生も両親も戦争の体験など一切話してはくれなかったから。

でも、今にして思えば、彼等にとって戦争体験とはもう思い出したくもない、

忘れてしまいたい過去だったのかもしれない。

私にとっては、戦争はTVや映画の中の話でしかなかった。

 

戦後数十年が経ち、戦争の語り部にスポットがあたるようになり、

無知な私も様々な報道で戦争の悲惨さを知ることができるようになったが、

一番話を聞いてみたかった両親はもういない。

両親から戦争体験を聞くチャンスは逸してしまったけど、

今は様々な情報を得られるようになった。

 

反戦や平和を訴える一方で、軍備拡大や憲法改悪を掲げる現政権に対し、

日本が世界の平和をリードできるような国に成長することを、

今日あらためて、心の底から祈りたい。

 

 

 

 

今日も私は生かされている・・・感謝

 

続・入れ歯生活

前回の記事から2回の調整を経て、漸く入れ歯の不具合が無くなった。

ただ、厳密にいえば、歯茎の痛みは無くなったけど、上下の奥歯に隙間があり、

実際に食べ物を噛み砕く事はできない。

完璧な入れ歯がどういうものなのかが分からないので、これで納得するしかない。

また、一度入れ歯を作ったら、6ヶ月は作り直しができないので、

しばらくはこれで我慢するしかない。

というか、次に作る時は多分総入れ歯になる時だと思う。

 

以前の私は分厚く切ったタクワンをバリバリ食べるのが好きだった。

私が30代だった頃のある日、母からもっと薄く切ってほしいと言われた。

私は分厚い方が美味しいじゃんと文句を言いながら薄く切った。

父も母も部分入れ歯を入れていた。

今なら、そんな母の言葉の意味がよくわかる。

入れ歯がこれ程飲食に影響を与えるとは思いもしなかった。

 

実際に経験しないとなかなか想像できないって何だか悲しい。

 

 

 

今日も私は生かされている・・・感謝

 

 

 

 

 

入れ歯生活

還暦を前にしてご多分に漏れず、歯周病になってしまい、

上下奥歯が入れ歯になってしまいました。

当然私は保険対応の入れ歯しか選択肢は無いのですが、

なかなか調整が上手くいかず難儀しています。

 

大変有り難い事に、私は自己負担無く何度も調整しなおす事ができます。

一回の調整でいくらかかるのか私にはわかりません。

でも調整するたびに国が費用を負担しています。

 

この事に私はいつも疑問を感じます。

 

もし一発で入れ歯がピッタリ合えば調整にかかる医療費は必要無くなるでしょう。

逆に言えば、上手く調整ができなければ何度も医療費がかかるという事です。

 

自己負担無しで医療を受けられる身としては大変言いづらい事ですが、

病院にとって生活保護受給者は絶対に医療費を取りっぱぐれる事のない患者です。

心無い医師が生活保護の制度を悪用しないよう切に願います。

 

私個人としては、生活保護者も一部医療費を負担するべきではないかと思っています。

でも、生活保護制度は最後のセーフティーネットです。

憲法25条に謳われた

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

国は、すべての生活部面について社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上

及び増進に務めなければならない。」

この条文を守るために、最低限度の生活を定めた生活保護法を

安易に変えてはいけないとも考えます。

 

話はだいぶ逸れましたが、下の歯の調整は上の歯に比べ難しいとの事。

まだまだ歯医者通いは続きそうです。

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝

 

 

 

 

 

宗教と政治

最近昼間のTVを観なくなった。

専らニュースはTwitterで確認し、様々な情報の中から

自分なりに正しいと思われるもの、或いは賛同するものをリツイートしている。

そんな事をしているとあっという間に時間が経ち、

TVを観る暇が無くなったというのがホントのところ(笑

 

最近のTwitterでは安倍政権とそれを取り巻く日本会議の関係が

随分と取り沙汰されている。

はるか昔から政治と宗教は切っても切れない関係にあったのだろう。

人々を洗脳するには宗教が手っ取り早いし、

宗教を取り込めば多くの人を同じ方向に動かすことができる。

 

嘗て私の家族もある仏教教団に関わっていた。当然私も入信していた。

その教団創始者の教義そのものには大いに共感していたが、

段々と教団が大きくなり、創始者も亡くなり、様々な事がシステム化される中で、

私がとても違和感を感じたのは、教団の企業化だった。

そして教義そのものが歪められているのではないか?という事だった。

 

ある時、宗教団体に税金をかけるべきだという政策案が出された。

その時に自民党が反対をした。(詳しい経緯は知らないが)

教団の先輩から自民党に投票するよう言われたと、母が言っていた。

以来母はずっと自民党を支持していた。

母は政治の事など何の興味も無い人だった。

教団を盲信していた母はまんまと洗脳されてしまった。

 

今は両親共亡くなり私自身は教団との縁は切れたが、

先日、或るサイトでその教団も日本会議に所属していると書かれていた。

真偽はわからないが、なきにしもあらずである。

 

日本会議関係者は自民党だけでなく他の政党にも紛れ込んでいるらしい。

民進党が野党としての受け皿の体を成していないのは、

やはり日本会議関係者が暗躍しているのではないかと邪推してしまう。

 

例え支持率の下がった安倍政権を倒しても、

日本会議、大手メディア、大手ゼネコン、内閣人事局等、

長い時間をかけてそれらを抱え込んできた自民党には、

きっとどこも勝てないだろうなぁ。

一時の風向きで政権交代ができても、すぐに潰されてしまうだろう。

 

そろそろ政治家の皆さんには宗教を政治利用するのではなく、

心を磨く手段にしてほしいと心底願うばかりである。

 

 

 

今日も私は生かされている・・・感謝