namapi's diary

生活保護受給者の赤裸々告白

生活保護の水際作戦

私が初めて福祉課に保護申請に行った時、

担当職員に言われた一言が今でも忘れられません。

「お宅がそうだとは言いませんが、

籍だけ抜いて夫婦生活を続けてる人も居るんですよ」

お宅がそうだとは言いませんが・・と言いつつ、

その表情は明らかに疑っている顔つきでした。

 

夫の元から逃げるように出てきた私は、

一旦は実家に身を寄せましたが、

決して裕福では無い両親にいつまでも負担はかけられず、

実家のそばの安アパートに子供達と移り住みました。

子供達の面倒を母に助けてもらいながら、

昼夜掛け持ちで働いていましたが、

子供達と過ごせる時間はほんの4~5時間。

幼い子供達の様子がみるみる変わってきました。

子供達が相当ストレスを溜めているのは明らかでした。

そこで福祉課に相談に行った時の窓口職員の対応が上記の言葉です。

 

あまりの屈辱的な応対に悔し涙が出ました。

そうは言っても子供との生活を立て直すためには、

生活保護を受給するしかありませんでした。

私はプライドを捨てました。

 

幸い、最初の担当ケースワーカーはとても誠実な方でした。

子供達の事を第一に考えましょうと言ってくれました。

その時は安心の涙が出ました。

 

今日も私は生かされています。感謝。