namapi's diary

生活保護受給者の赤裸々告白

【祝還暦】息子達からのプレゼントは「赤いハイヒール」

とうとう私も還暦を迎えた。

元々私は、還暦まで生きられたら御の字と思っていたので、

残りの人生は私にとってオマケみたいなモンだ。

 

還暦祝いというと赤いチャンチャンコと帽子が一般的だが、

息子達からのプレゼントは「赤いハイヒール」だった。

ハイヒールは嘗て私が仕事をしていた頃のトレードマークだ。

身長が170センチ以上ある私がハイヒールを履けば軽く180センチを超える。

時にはオカマに間違われる事もしばしば。

新宿でオカマバーのオーナーにスカウトされた事もあったっけ。(爆笑)

 

赤いハイヒールは私が今まで手に入れる事が何故かできなかった、

欲しくて欲しくてたまらない一品だった。

そんな事を息子達に話したことも無かったのに、

テレパシーが通じたようで心の底から嬉しかった。

 

残念ながらもうハイヒールを履いて颯爽と歩く事はできないけど、

私が死んだら必ず棺に入れて欲しいと娘に遺言を残した。

 

両親は既に他界したが、頼りになる弟とその家族や色々気遣ってくれる友人たち、

そして何よりこんな母を愛してくれる息子と娘がいてくれる。

私は本当に幸せ者だと実感する。

 

これからのオマケの人生も有意義に過ごして生きたい。

 

 

 

今日も私は生かされている・・・感謝