namapi's diary

生活保護受給者の赤裸々告白

もしもっと気軽に生活保護を受けられるようになったら

長年生活保護のお世話になってる私が言うのも変ですが、

生活保護って結構抵抗あります。

何となく後ろめたさを感じます。

初めて申請をした時には、随分屈辱的な事を言われました。

不正受給防止の水際作戦だったとは思いますが、傷つきました。

様々な手続きも結構面倒です。

収入の有る人は毎月申告をしなければなりません。

病院にかかる時も一々役所に行き医療券を受け取らなくてはなりません。

担当者によってはとても失礼な対応をされる事も有りました。

勿論、色々と親身になって相談に乗ってくれる担当者もいます。

 

そんなこんなの生活保護ですが、やはり一番抵抗を感じるのは、

世間体が悪いということでしょうか。

地域によって様々な違いは有るでしょうが、

それでも、昔に比べたら随分と改善され、配慮されていると思います。

なので、世間体を気にして貧困に喘ぎながら必死に暮らしてる人は、

もっと気軽に生活保護に頼ってもいいと思うのです。

 

生活保護基準以下の収入でありながら我慢している人が全員受給し、

受給者が増えたら、政府はもっと真剣に社会保障について考えると思うんです。

 

その為にも、岩盤に穴を開けなければならないのは、

獣医学部ではなく生活保護基準だと思うんです。

もっと偏見を無くし、生活保護を受けやすくし、

憲法で保証された当然の権利として認知されればいいと思うんです。

 

それがやがてベーシックインカムに繋がればいいなぁと思っています。

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝