namapi's diary

生活保護受給者の赤裸々告白

入れ歯生活

還暦を前にしてご多分に漏れず、歯周病になってしまい、

上下奥歯が入れ歯になってしまいました。

当然私は保険対応の入れ歯しか選択肢は無いのですが、

なかなか調整が上手くいかず難儀しています。

 

大変有り難い事に、私は自己負担無く何度も調整しなおす事ができます。

一回の調整でいくらかかるのか私にはわかりません。

でも調整するたびに国が費用を負担しています。

 

この事に私はいつも疑問を感じます。

 

もし一発で入れ歯がピッタリ合えば調整にかかる医療費は必要無くなるでしょう。

逆に言えば、上手く調整ができなければ何度も医療費がかかるという事です。

 

自己負担無しで医療を受けられる身としては大変言いづらい事ですが、

病院にとって生活保護受給者は絶対に医療費を取りっぱぐれる事のない患者です。

心無い医師が生活保護の制度を悪用しないよう切に願います。

 

私個人としては、生活保護者も一部医療費を負担するべきではないかと思っています。

でも、生活保護制度は最後のセーフティーネットです。

憲法25条に謳われた

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

国は、すべての生活部面について社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上

及び増進に務めなければならない。」

この条文を守るために、最低限度の生活を定めた生活保護法を

安易に変えてはいけないとも考えます。

 

話はだいぶ逸れましたが、下の歯の調整は上の歯に比べ難しいとの事。

まだまだ歯医者通いは続きそうです。

 

 

 

今日も私は生かされています・・・感謝